この事件は、1992年の8月16日に起こった。 当時、星陵高校のスラッガーだった松井秀喜選手を、 明徳義塾高校の監督が選手に5打席連続敬遠を指示し、 「プロ野球ならともかく、高校野球にあるまじき行為だ」、 「あの作戦はやむを得なかった(正しかった)」 などと世間を騒がせた事件である。 我が家でも、私と母が前者の意見だったのに対し、 父親は後者の意見であった。
この「5打席連続敬遠」を知ったマスコミは一丸となって、 明徳義塾高校を叩きに叩いた。 当時のマスコミは、明徳義塾高校の宿舎にまで殺到し、 それだけでは飽き足らず、高知県内の高校にまで出向いて取材を行おうとした、 というのだから、マスコミの執念というか、圧力ももの凄かったようである。 だが、私は事件を起こした張本人が、明徳義塾高校の現監督だったということもあって、 「仕方のないこと」くらいにしか思っていなかった。 後で分かったことだが、マスコミが殺到したことによって、 練習環境が悪化したなどとは露も思っていなかったのである。
この試合から、約6年後、今度は青森県の地方大会にて、とんでもない事件が起きる。それは「5打席連続敬遠」をはるかに上回る事件だった。 続きを読む テーマ:高校野球(甲子園) - ジャンル:スポーツ
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